配筋検査
本日は配筋検査。昨日から台風3号がきていたのでひょっとしたら土砂降りの中での検査になるかと心配していたのですが晴れ間も見え絶好検査日和。
全体をチェックし結束忘れなど無いか確認した後、図面に沿って基礎形状、鉄筋の大きさ、継手の長さなどをチェックしていきます。
どの現場でも1~2個結束忘れなどがあるのですが、今回は完璧です。丁寧な仕事に感謝。今回は性能証明で耐震等級も申請しているので、検査機関のチェックも行い無事合格。
また設備屋さんともスリーブの位置など確認。設備屋さんから言われたのがこの現場は作業がしやすいと。というのは今回の住宅では基礎の立ち上がりを600弱の高基礎にしたのですが、当たり前ですがメンテナンス性を考えるとメリットが大きいですね。床下に余裕を持って潜れるのは大きい。
フラット35では基礎立ち上がり高さ400ですが、フラットに関係なくこのくらいの高さを標準として設計を進めるのもいいかもしれない。それ以外にも床下空間は考える余地はありそう。今後の宿題ですね。
yhonda
単純だけど一味違う...
昨日は現場でスケール感の確認。
いいスケールのお店になりそうです。
今回は予算の関係もありますが、空間構成は作りこまず既存空間の形をそのまま生かすプラン。
ただ仕上げや什器で仕掛けをして今までとは一味違うコーヒー豆屋さんをつくりたいなと。それにコーヒを飲むという喫茶の文化はもともとはお茶の文化でもあり、そのあたりの要素も取り入れつつ。
あとは吊り什器を早く決着しないと。。。
yhonda
群青の間
(熱海市サイトより)
先日着工した船橋の家。
和室を土壁にする予定ですが、先日の地鎮祭で施主奥さんが金沢の成巽閣の群青の間が綺麗だったと口にされました。
私も成巽閣には行ったことがあるのですがそんな部屋あったけと全然思い出せず...汗。
私は群青と聞いて熱海の起雲閣の群青の間を思い出しました。調べてみると起雲閣の群青色も加賀群青で塗られています。旅館を開業した「桜井兵五郎」が石川県の出身らし
く、この色を取入れたよう。ちなみに北陸新幹線のグリーン車のシートも加賀群青がモチーフなんだとか。
北国だから冬の白い世界の中に身を置いたら暖色を好みそうだが、なぜ群青なんでしょうか。
ちなみに下記写真は清水の家のはす向かいにある古民家の和室。
ここでも群青ではないかもしれませんが藍色が使われています。意外とこの色はメジャーなのかもしれません。
群青と聞いた時は正直『えっ』って思いましたが、以外と悪くないかもしれません。
トーンを落とした群青というより藍色にすれば天井の山武杉と合うような気がしてきました。今から真壁にするのは無理だから付け柱などで真壁っぽくみせるのもありかも。
こういう要望は色々とアイデアを広げてくれるからありがたいですね。あとは左官の都倉さんがどう『群青』というお題を料理するか楽しみにしとこう。
yhonda