湘南エリアで住むならどこ?!

自邸購入にあたりその顛末を記事にしようと思いながら、ずいぶんと時間がたってしまいました。本当に不幸なこと、予想外のこと等いろいろ起きたので書く気力がなくなったのですが、時間の経過とともに傷も癒え、そろそろ筆をとろうと思います。

 

今回はまず、我が家がこれから住む『エリア』についてどう選んだかについて書こうと思います。

引っ越して2~3か月でコロナ禍、その中で不動産をめぐる状況もずいぶん変わったように思えますが、我々のケースは川崎市から郊外の藤沢の海近エリアに引っ越しという、はからずもコロナ禍の住宅事情を先取りしてしまった形になりました。※川崎市都心部というかは微妙ではありますが、東京に近いという意味で都心という定義です。。。

ですので都心から郊外へ移住をお考えの方には参考になるのではないかと思います。

 

さて、前置きはこれくらいにして、いくつか前提をご説明しますと...

①本記事のタイトルにありますように『湘南エリア...』と書いてますが、住む場所としては湘南エリアが前提でした。これは私の実家が藤沢で子育てにあたって両親のサポートが必要なこと、仕事の都合上静岡方面に行くことが多いこと、さらに少しでも自然豊かな場所で暮らしたいことや、歩いていて風景がきれいだったり歴史を感じられる場所、街の人が自分の街に誇りを持っているような場所に住みたいと思うと湘南エリアが適当でした。

②戸建てかマンションか...永遠の悩みですが、職業上戸建てもしくが戸建てリノベーションが希望でしたが、そこまで強いこだわりはなくマンションも一緒に検討してました。エリアと価格、下記4条件でバランスをみて不動産を探していたように思えます。

 

そしてその湘南エリアと一口に申しましてもとても広く、まず結論からお話すると私達家族が選んだのは......藤沢市になりました。

では、なぜ藤沢にしたのか。

それは前述の通り私の実家があるからというのも大きな要因ですが、

以下の4点の視点で選びました。

  1. 海の近くに住みたい←まずこれ重要!
  2. 安全な場所であること→津波が来ない
  3. 費用を抑えたい
  4. 都心にも出やすい環境

そして下に湘南エリアの地図もすでにご存じかと思う方も多いと思いますが念のため。。。

 

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さて、それでは詳しく書こうと思います。

 

①『海の近く』

そのままといえばそのままなのですが、湘南というエリアを(かなり)広くとらえるならば横須賀の秋谷くらいから小田原くらい=ほぼ相模湾ですね!とするとかなりの場所が候補地になります。一口に海といっても秋谷~葉山~逗子は砂浜もあり岩場も多く磯遊びも可能。逗子は波も穏やかで将来的にやってみたいSAPにも適してそう。鎌倉も稲村ケ崎など岩場はあるものの、江の島~小田原まではほぼ砂浜。我が家は海が近くにあればいいというくらいで、どう海と関わるかはこだわりはなく、しいていえば海まで徒歩で10分以内にいける距離がいいな、それくらいなら海の近くに住んでます!と言えるかなと思ってました。

 

②安全な場所=津波が来ない

これはかなり重要でした。実際我が家は逗子、鎌倉、藤沢、少しジャンプして大磯で検討してましたが、逗子、鎌倉の海近エリアは津波が来る。

もちろん山側であれば問題ないのですが…それはそれで別の問題―がけ崩れが気になりました。昨年も逗子でがけ崩れで女子高生が亡くなるという悲しい事故がありました。鎌倉逗子は擁壁のない崖も多いのです。見に行った家もブロック塀が擁壁を兼ねており何かあった時のことを考えると汗が出ます...

かといって平野部は津波が来るし、そもそも鎌倉や逗子は平野部は土地が高いく、山側は敷地の擁壁を建てたり、建築する前の段階で費用がかかりすぎる...

また、鎌倉や逗子でマンションの高層階に居を構えたとしても通勤通学中に津波に合う可能性もあるため結果的に無しの方向性に気持ちが傾いていきました。

一方藤沢は片瀬エリアや川沿いは多少津波が来るものの、鎌倉や逗子ほどではなく、大磯も高台に駅や小学校があり安心でした。

その結果、藤沢ならば鵠沼海岸~辻堂東・西海岸、大磯ならば東小磯あたりを視野にいれはじめました。

 

参考までに各エリアのハザードマップのリンクを貼っておきます。

逗子

鎌倉

藤沢

大磯

 

③費用を抑えたい

土地やマンションの価格からいえば一般的には都心から遠くなればなるほど、そして駅から離れるほど下がります。

ただし、湘南エリア全般に言えると思うのですが、海に近い物件も高いという基準が存在します!駅と海の中間にある場所もいいとこどりをしたい方に人気のため高いのです。

つまり全部高いのです!

さんざん不動産チラシを見てきて我が家の予算では下記が下記が候補となりました。

 

逗子→久木・小坪

鎌倉→大町、材木座※逗子寄り…というかほとんど逗子側、もしくは海をあきらめて北鎌倉の台という地区。

藤沢→鵠沼海岸辻堂海岸

大磯→東小磯 

 

 ④都心にも出やすい環境

都心に出やすいという意味では大磯は却下となるところですが、通勤で座っていけるのはとても魅力的でした。

(しかし、東京から帰るときはたまに平塚止まりの電車が存在するため、平塚で降ろされる度にイライラするだろうなあと...)

しかし座れるという点では横須賀線で逗子発の電車もあり魅力的です。京急もありますしね。

また大磯の方が土地の値段が安いため駅近物件を購入できるのもポイントが高いです。逗子だと駅近物件は高めなのと津波が来ますし、小坪は鎌倉か逗子からバスでないとちょっと厳しい距離。駅までの徒歩や自転車での時間を考えると大磯も案外悪くありません。

藤沢もJRと小田急がありますし、湘南台にいけば相鉄も地下鉄もある。

そういう意味からするとバランスをとって藤沢、もしくは大磯が良いのかなと思いました。

 

 

 

以上をまとめると、①と③は全エリアが、②は藤沢、④は藤沢と大磯が有利ということで結果的にその通りになりました。

また湘南エリアでは子育て支援が藤沢が一番充実してそうなこと、また市の財政も湘南エリアでは一番良いことも決定材料になったと思います。

 

次回は藤沢エリアの細かいエリアの特徴とか住み心地を記事にしようと考え中です。